事業紹介

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トッパンメディアプリンテック東京の事業

トッパンメディアプリンテック東京(TMT)では、
朝日新聞の朝夕刊を東京都日野市と神奈川県座間市にある工場で、
ほぼ毎日、昼夜、休みなく印刷しております。
重大ニュースの発生、発行部数、気象状況や道路事情など、日々変動する諸条件に対応し、
定時に確実に新聞を各家庭に送り届けるという役割を遂行しています。

日野工場

日野工場は、JR豊田駅から西に徒歩約15分の日野市旭が丘にあり、長野県南部・山梨県・多摩地域を配送エリアとする印刷工場です。1968(昭和43)年、凸版印刷株式会社と株式会社朝日新聞社の共同出資により設立された日野オフセット印刷株式会社をその前身としています。2009(平成21)年に設備と建物を一新し、株式会社トッパンメディアプリンテック東京として生まれ変わりました。
最大40頁16個面カラーを印刷できるタワー型輪転機2セット、巻取自動搬送装置(AGV)、刷版自動製版機(CTP)、自動巻取支度装置(PPR)、立体紙庫(新聞巻取用紙最大204本収容)などの新聞印刷設備を備えています。また、テニスコートやバスケットゴールを設置し、社員の健康増進に役立てています。昼の時間帯は朝日新聞夕刊のほか、別刷り(新週末版など)、asacocoなどを、夜の時間帯には朝日新聞朝刊を印刷しています。

座間工場

座間工場は、相鉄さがみ野駅から徒歩約12分の国道246号線沿いにあり、静岡県・神奈川県を配送エリアとする印刷工場です。1988(昭和63)年にスタートした朝日新聞座間ステーションをその前身としています。最大40頁16個面カラーを印刷できるタワー型輪転機3セット、巻取自動搬送装置(ADS)、刷版自動製版機(CTP)、自動巻取支度装置(PPR)、紙庫(新聞巻取用紙最大240本収容)などの新聞印刷設備を備えています。
昼間は朝日新聞夕刊、東京新聞、別刷り(新週末版など)を、夜間は朝日新聞朝刊、農業新聞、日刊スポーツを印刷しています。

印刷工程

トッパンメディアプリンテック東京では、朝日新聞本社から紙面データをデジタル回線で受け取り、CTP(コンピュータ・トゥ・プレート)システムでアルミ版に直接データを描画するところから新聞印刷の仕事が始まります。新聞は分刻みの工程で印刷・梱包され、トラックで各販売店(ASA)へ送られていきます。

安定工程・品質への取り組み

新聞を毎日同じ時間に読者へお届けするため、工程を安定させることは必須です。そのため、輪転機など新聞印刷設備の整備、トラブル対応教育などに力を入れています。また、朝日新聞には、全ての読者に高品質の新聞が届けられるよう、紙面品質向上への取り組みがあります。
その取り組みで高評価を獲得するのはもちろんのこと、常に彩りゆたかな紙面をお届けすべく、品質向上に向けて毎日試行錯誤しています。

環境への取り組み

新聞印刷には紙や水を多く使用します。無駄な用紙の使用削減や、排水の水質改善など、環境負荷を減らすべく、全社一丸となって取り組んでいます。

環境方針をダウンロード

朝日新聞について

日本の新聞は大きく全国紙、ブロック紙、地方紙の3つに分類されます。その中で朝日新聞は全国紙にあたり、ニュース全般を広く取り扱っています。朝日新聞は1879(明治12)年1月25日に大阪において第1号が発行されて以来、連綿と続く新聞です。